定番のノイキャンヘッドフォンのSony WH-1000XM4とBose QuietComfort Headphonesの2つを比較してみた。ノイズキャンセリング性能、音質、装着感、操作性、持ち運びやすさ、マイク性能、バッテリー寿命、Bluetooth接続など、様々な要素で比較。
開放型ヘッドフォンについての記事もあります→開放型(オープンエアー)ヘッドフォンの選び方を考える
ノイズキャンセリングヘッドフォンの選び方で重要な点で比較
音質
音質に関しては、両者ともに悪くなく、個人の好みに左右されるレベル。
WH-1000XM4が低音が強めでEDMやクラブサウンドに向いているようだ。
どちらも密閉型のため定位は苦手
WH-1000XM4は360バーチャルサウンドに対応しているのでAmazon Music HDやDeezer、nugs.netを利用している場合は音の広がりのあるサウンドを楽しめる。
快適性
快適性においては、QuietComfortの方が軽く、締めつけも軽い。
QuietComfortは240g、一方でWH-1000XM4は254g。
操作性
QuietComfortはボタン操作
例えば、音量を上げるにはプラスボタンを押す。
WH-1000XM4はタッチ操作
例えば、音量を上げるにはヘッドフォンの側面を上にスワイプする。
音量ボタンはQuietComfortの方がボタンで直感的だと思う。
次のトラックなどはQuietComfortがボタンの2度押しが必要なのに対してWH-1000XM4は右スワイプするだけでいいので直感的。
総合的にいえばWH-1000XM4のほうが便利に思う。
持ち運びやすさ
あまり変わらないが、WH-1000XM4のほうがケースのデザインにもこだわっている印象
ノイズキャンセリング性能、音漏れのしにくさ
WH-1000XM4の方が優秀だが、QuietComfortでも問題ないレベル。
その多機能
マイク性能
QuietComfortの方が優秀で、有線接続の場合、付属のアナログケーブルにインラインマイクがついている
WH-1000XM4は無線接続でマイクが使えるがQuietComfortほど評価は良くない。
有線接続の場合は、マイクは使えない。
バッテリー
WH-1000XM4の方が10時間以上長く持つ(ノイキャンOFF時最大38時間)
Bluetooth接続
マルチデバイスペアリング
マルチデバイスペアリングは両者とも2デバイスまで可能だが、WH-1000XM4は高音質のLDACに対応している。
まとめ
360バーチャルサウンドやLDAC接続、ノイキャン性能など音楽を聴くことを重視するならWH-1000XM4がいい。
一方で、快適さや汎用性に価値を見出すならQuietComfort Headphonesがいいと思う。
コメント